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トーゴ基本情報

トーゴは、15世紀末にポルトガル人が渡来し、16世紀以降は奴隷海岸の一部として知られることになり、19世紀まで奴隷の供給地とされていた。1884年、ベルリン会議によりドイツ領とされたが、第一次世界大戦にドイツが敗戦すると、イギリスとフランスによる委任統治とされた。1956年に自治権獲得、1960年4月27日に独立を果たす。

<民族・言語・宗教>
住民は、アフリカ系が99%で、40以上の民族がある。主な民族はエウェ族(Ewe)、カビエ族(Kabye)、ミナ族など。 他にドイツ、フランスやレバノンからの移民もいる。
公用語はフランス語。ただし旧宗主国ドイツのドイツ語やエウェ語やカビエ語、ダバニ語(Dagomba)などが主要言語。北部はグル語群(Gur)のモシ語 (Mossi)やグルマンチェマ語(Gourma)の使用も見られる。また隣国のガーナでは公用語が英語のため、ガーナ国境近くの中学校では英語が教えられており、特にガーナ沿いの南部では英語を話す人もいる。
宗教は、伝統的宗教67%,カトリック18%,イスラム教10%,プロテスタント5%。

<地理・気候>
北にブルキナファソ、西にガーナ、東にベナンと隣接する、南北に細長い国土を持つ。
北部はサバナ、中部は丘陵地。南部は高原だが、海岸平野は潟と沼沢からなる。
トーゴの気候は地域によって降雨量と温度が異なる熱帯多湿だが、一般的に他の国より降水量は少ない。森林率は4.91%

<政治・外交・軍事>
共和制・大統領制を採用する立憲国家。大統領は国民による直接選挙で選出される(任期は5年、再選制限がなし)。大統領の強大な権力が憲法により保障されている。議会は一院制の国民議会(81議席)で、議員任期は5年。主要政党はトーゴ人民連合 (RPT) 。
国内民主化を進める一方、穏健な非同盟中立外交路線をとっており、アフリカ域内では積極的に各国間の紛争を平和的に解決するよう尽力しその外交手腕が評価されている。陸・海・空の軍隊を持つ。選抜徴兵制で兵役は2年間。

<経済>
農業がGDPの約40%、労働人口の約70%を占める農業国。綿花、コーヒー、ココアが輸出額の30%を占める。トーゴの鉱物資源はリン鉱石。しかし資源の枯渇により1991年には296万5000トンの採掘量、世界シェア10位だったにも関わらず、2003年時点には53万トンまで減少している。そのため主要産品はセメントに取って代わられている。未開発の資源として鉄鉱石が確認されている。鉄を40%含むため、最高品位ではないものの採算が取れるとされている。推定埋蔵量は9500万トン。
また近年はエコツーリズムをメインとした観光業にも力を入れている。

【まとめ】

  • 面積:56,785km2
  • 人口:630万人(2012年 UNFPA)
  • 首都:ロメ(Lome)
  • 言語:フランス語(公用語),エウェ語,カビエ語他
  • 宗教:伝統的宗教67%,カトリック18%,イスラム教10%,プロテスタント5%
  • 政体:共和制
  • 元首:フォール・エソジンナ・ニャシンベ大統領
  • 首相:クエシ・セレアゴジ・アオメイ・ズュニュ
  • 国防予算等:67百万ドル(2009年)
  • 主要産業:農業(綿花,カカオ,コーヒー)、鉱業(リン鉱石)
  • 主要輸出品目:セメント,燐鉱石
  • 主要輸入品目:石油製品,資本財,食品
  • 主要貿易相手国(輸出):ベナン,ブルキナファソ,ガーナ,中国
  • 主要貿易相手国(輸入):フランス,中国,ベルギー,インド
  • 主要援助国:スイス(158.94),ベルギー(62.40),フランス(40.51),日本(34.09),ドイツ(24.03)(2009年 単位:百万ドル)

参考資料:

地図出典:

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