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カリダス 第6話
<印象的なシーン>

カリダスは次の日も、いつも通り学校に行った。昨晩経験したことを友達や先生にシェアしたところ、多くのアドバイスをもらった。やはり、日本は島国であるため外国人に慣れていない、人を信用するには時間がかかるなどとアドバイスをもらい、納得した顔をしていた。

そして、友達や先生からのアドバイスを力に変え、学校の帰りに六本木通りで再びアルバイトを探すことにした。六本木は外国人が多くいるため、日本語を話せなくても、英語を話せる人が求められるだろうと考え、六本木でアルバイトを探すことを決意したのだった。

学校で勉強するだけではスピーキングが上手くならないこともあり、また、自分の生活費を稼ぐためにもアルバイトをすることが必要と考えていた。学校の先生からも同じようにアドバイスをもらっていた。
それで午後になったら、コンビニにある「アルバイト募集の雑誌」をもらって、学校の先生と一緒に電話のかけ先を選ぶことにした。

先生には、居酒屋のキッチンの仕事より、ホール、ファーストフード、インターネットカフェなどの方が良いと言われた。とりあえず、六本木にあるいくつかの店に面接の電話をかけていった。昨日の失敗から学んだのか、最初に電話したところに面接に呼ばれた。
六本木という場所柄もあり、英語が必要とされることから面接に呼ばれたんだろうと思った。

そして先生にお礼を言い、いつも通り自宅へ帰った。それからすぐに、昨日のドラマの続きを観ることにした。
「3年B組金八先生、一話の後半」だった。この後半部分には印象的なシーンがあった。

吉村たかしという生徒から突然電話があり、
「坂本先生ですか、
さよなら、
さよなら先生、
僕本当は先生と一緒に勉強したかったけど、でももういいんです、
さよなら。。。」

そこから、坂本先生が吉村君の実家に電話したり、校長先生のところに電話したりというシーンがあった。このドラマの中にはカリダスの好きなシーンが多くあるが、このシーンはその中の一つであった。

一生懸命な先生が好きだからだろう。

少ししたら、叔母も帰った来た。最初に報告したのは、アルバイトの話だった。面接に呼ばれて、よっぽど嬉しかったのだろう。

(続く)


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