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マダガスカル基本情報

民族・言語・宗教

メリナ族、ベツイミサラカ族など18部族から成る。3世紀から10世紀の間にボルネオから渡って来た東南アジア系の民族がマダガスカル島の中央高地部に定着し稲作を行うようになる。東アフリカから多くの移民(ネグロイド)がやってきて、未居住地であった海岸部に王国を築いた。従って、マガダガスカル人はモンゴロイドネグロイドの混血である。

公用語はマレー系のマダガスカル語フランス語。英語は2010年の投票により公用語から外された。学校教育における言語はフランス語で大半の国民はフランス語を流暢に話すことができる。

宗教は、キリスト教41%、伝統宗教52%、イスラム教7%。マダガスカルの各地方には多くの儀式、伝統、伝承、そしてタブーがあり、全般に、伝統文化の基礎には先祖への尊敬がある。そういった古くからの風習やしきたりの残っている村落や田舎を訪れる際には現地のタブーや禁止事項を尊重する必要がある。

地理・気候

マダガスカル地図 マダガスカル島の主要部はゴンドワナ大陸を構成していた古生代以前の楯状地である。このような古い地層から成るため、昔から稀少な鉱物が産することが知られていたが、さらに1990年代に入ると、宝石級のルビーサファイア等が相次いで発見されている。

また、ジュラ紀後期のゴンドワナ大陸分裂でアフリカ大陸から分離し、さらに白亜紀後期にインド亜大陸がマダガスカル島から分離し孤立した島であり続けたことから、動植物の90%が固有種で、キツネザル、鳥類、昆虫、爬虫類、両生類、カメなどは、多くの種類を観察できる。世界最小の大陸とも呼ばれレムリア大陸であるとされたこともある。

マダガスカルの気候は地域により異なる。中央高地は温暖で、西部は暑く乾燥し、東部は雨が多く、北部は暑く湿度が高く、半砂漠の南部は乾燥している。

冬の乾期(4月から10月)の平均気温は約18℃、高地では4℃に下がることもある。夏の雨期(11月から3月)の平均気温は約32℃、西部や南部では38℃まで上昇することもある。

政治・外交・軍事

国家元首の大統領は民選、任期5年で3選禁止。下院で選出された首相と共に行政執行を担当する。内閣閣僚は首相が選任。議会は二院制。

全方位外交、非同盟との善隣友好としており、1980年代半ばから特に西側諸国との関係強化を図っている。旧宗主国フランスは主要パートナーであるが、米国との経済関係も活発化。アフリカ連合(AU)、南部アフリカ開発共同体(SADC)及び東南部アフリカ市場共同体(COMESA)に加盟しており、アフリカ域内の関係強化も図る。

経済

基幹産業は農業。主要輸出目はバニラコーヒーエビ砂糖など。労働人口の約80%近くが農業に従事している。農業以外の主な産業は、サービス業及び工業。近年、外国投資による鉱山資源開発により輸出額は増加傾向にあるものの、依然としてバニラやエビ等の輸出品目への依存度は高く、経済成長を牽引するのは不十分。

2002年のラヴァルマナナ政権誕生後、税制改革や外資誘致、SADCやCOMESA等の地域機関への加盟等、積極的な市場開放政策を取り、好調な経済成長を維持していた。しかし2009年のクーデターを機に、主要ドナーによる援助中断や外国投資の撤退、観光客の減少等により、経済は低迷。現在国内外からの投資奨励、農民・小規模企業家に対する金融システム確立等を発表し、経済再建に務めている。

まとめ

  • 面積:587,041km2(日本の約1.6倍)
  • 人口:2,357万人(2014年、UNFPA)
  • 首都:アンタナナリボ(Antananarivo)
  • 民族:アフリカ大陸系、マレー系、部族は約18(メリナ、ベチレオ他)
  • 言語:マダガスカル語、フランス語(共に公用語)
  • 宗教:キリスト教41%、伝統宗教52%、イスラム教7%
  • 政体:共和制
  • 元首:ヘリー・ラジャオナリマンピアニナ大統領(Hery RAJAONARIMAMPIANINA)(任期5年、次回選挙は2018年)
  • 主要産業:農牧業(米、コーヒー、バニラ、砂糖、クローブ、牛)、漁業(エビ、マグロ)
  • 主要輸出品目:輸出加工区輸出品、バニラ、甲殻類、コーヒー
  • 主要輸入品目:消費財、燃料、資本財、食糧
  • 主要貿易相手国(輸出):フランス、米国、中国、オランダ、独
  • 主要貿易相手国(輸入):中国、フランス、インド、南ア、バーレーン
  • 主要援助国(2011年、単位:百万ドル):(1)フランス(89.25)(2)米国(66.41)(3)ドイツ(20.26)(4)ノルウェー(12.76)(5)日本(10.70)
参考資料:
Wikipedia マダガスカル
外務省HPマダガスカル
マダガスカル航空HP 観光案内 基本情報
駐日マダガスカル大使館HP 観光産業 基本情報
地図出典:
外務省ODAメールマガジン第135号
写真:
Madagascar by guido da rozze
Allée des Baobabs near Morondava, Madagascar by Frank Vassen

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