多くの方が、日本以外の国に住居を構えるとしたら、自分ならどこに住んでみたいだろう?と考えて見た事はあると思います。 人によって価値判断は様々だと思いますが、実際に住んでいる人の数が外務省の統計で発表されています。
外務省 「国(地域)別在留邦人数上位50位推移(抜粋) 」
1位は、予想通りアメリカ。圧倒的ですね。2位は、アメリカの半分以下の数値となりますが、中国。近年、ビジネスを目的とした動きが反映されたものと考えますが、平成24年から平成25年の数値の動きをみると、一段落の様相とも感じられます。
そして3位が、オーストラリア。中国との差はありますが、近年、堅調に伸びており、他の国と比較しても5%前後の伸び率も注目に値します。
現地に住まわれている方の状況を聞くと、シドニーでは物価高の影響から住居を安価なロケーションを求めて引っ越すという動きが指摘されていますが、帰国を強いられるまでのインパクトではないようです。
日本人が多く住んでいるから安心、何かあった時に頼れるのは日系のコミュニティーがあるところ。いや、せっかく外国に住むのだから現地の人たちとの交流を求めて日本人のいないところへ・・。
導き出される答えは様々ですが、夏休みに海外旅行をご予定されている方などは、生活者目線で訪問国を視てみる事も旅の楽しみ方の在りようだと思います。