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増え続ける人口と求められる住宅供給

オーストラリアの人口が、2月15日に2,400万人を突破しました。

2016年2月1日時点の日本の人口が1億2,681万人であったことから、実にその差は1億人以上あります。

対照的なのは両国の推移で、2015年1月1日の日本の人口は1億2,616万3,576人(住民基本台帳)で前年比約27万人減と、1968年の調査開始以降、最大の減少幅を記録しました。

一方でオーストラリアは積極的な移民の受け容れなどから人口増加が継続しており、国連が発表した「2012年版 世界人口展望(World Population Prospects, the 2012 Revision)」で、「2050年人口3,374万人」と世界諸国の中でも力強い伸びが見込まれています。なお、日本は(2050年人口)1億833万人と予想。

人口が増えると、当然、居住物件が必要となりますが、オーストラリア国内主要都市の空家率は、2015年10月時点で3%内外の水準(出典:propertyupdate.com.au )。

日本は2013年の全国平均が12.8%で10%を上回る県が多く、東京23区を含め空き家対策は各行政の課題となっています。*両国での調査方法が異なる可能性が指摘され、時期のずれも含め数値の比較は参考としてご考慮下さい。

オーストラリアは州及び国レベルで、良質な住宅の供給が大きな課題となりますが、我々、個人レベルではオーストラリア国内では貸し手優位の市場が形成されていることを理解しておく必要があると言えるでしょう。

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