2016年7月30日(土)実施の、「旅サミット5」。真夏の暑い中、今回も多くの方にお越しいただき会場内は和気あいあい、終始、熱気ムンムンでした!
第一部 各国大使館によるプレゼンテーション
第一部は4ヶ国在日大使館スタッフによるプレゼンテーション。
今回もアフリカ、ヨーロッパ、アジア、中南米からそれぞれ一か国ずつご参加いただきました。
- ベラルーシ共和国
- グアテマラ共和国
- マダガスカル共和国
- ネパール連邦民主共和国
最初のプレゼンターはアタッシェのイリヤ・プーシキンさん。流暢な日本語で会場もホッとしながらのスタート。
ベラルーシでは金属加工業、化学工業、ハイテク産業、薬剤産業が盛んというデータの紹介の後、チェルノブイリ被害に対する取り組みの話がありました。観光だけでなく原発被害関連でも協力体制が広がることを願います。
次は、昨年10月から大使として赴任されているアンヘラ・チャベスさんによる英語のプレゼンテーション。
日本とグアテマラはすでに国交80年以上の歴史があるのだとか。その両国の似ているところ、異なる点を比較しながらわかりやすくグアテマラを紹介。年間約7,000人もの日本人がグアテマラを訪れているのは、グアテマラに親しみを感じる日本人が多い証拠ですね。
5分間の休憩の後は、またもや女性プレゼンター。ロゼット・ラソアマナリヴォ臨時代理大使による英語のプレゼンテーションです。
マダガスカルには東南アジア、東アフリカ、アラブ、インドにルーツをもつ民族が共存しているだけでなく、動植物も多様性を秘めた国であることが紹介されました。有名なバオバブの木やキツネザルの魅力的な写真は見ているだけで楽しい気持ちになりました。
最後はまた男性にバトンタッチ。ビシュヌ・バンダリさんのうますぎる日本語に全員思わず圧倒!
ユニークな形の国旗紹介から始まり、ネパールの位置、自然が豊富な多民族国家であることが語られました。8,000m級の山々がそびえたつネパールは、「アジアのスイス」という異名ももつのだとか。農業中心の経済ではあるものの、観光も重要な柱の一つなのでネパール地震復興のためにも多くの人に遊びに来てほしいとのことでした。
第二部 展示&フリートークタイム
第二部は別のフロアーに移動して、各国料理を堪能し、展示を見ながらのフリートークタイム。
- 各国の展示
- 今回の伝統料理
- ダンスパフォーマンス
- 最後に関係者で記念撮影
各国それぞれブースを設け、ポスターやパンフレット、民芸品などを展示していただきました。参加者のみなさんは積極的に外交官やスタッフに質問を投げかけていましたよ。
<ベラルーシ>
ベラルーシについては知らないことばかり。プレゼンの話だけでは足りないと、多くの方がブースに集まって興味津々!
<グアテマラ>
グアテマラブースではご自慢のコーヒーと、美しい刺繍とテキスタイルが展示。この一角だけ一気に中南米気分に盛り上がり!
<マダガスカル>
展示販売されていたラフィア椰子のカラフルな帽子が、アフリカの楽しいオープンな雰囲気を醸し出していたブースでした。
<ネパール>
たくさんのネパール人助っ人が駆けつけてくれたため、日本にいながら本当にネパールに行ってしまったような感覚に陥りました!
ビーフ・サモサ&トマト・トウガラシ入りピーナッツソース(マダガスカル)
自家製バニラ・チョコレート(マダガスカル)
ドライフルーツ入りバニラケーキ(マダガスカル)
グアテマラ・コーヒー(グアテマラ)
第二部の終盤、「私はきれいでしょ?」という内容の音楽に合わせ、美しいネパールの女性がダンスを披露。かわいい踊りに会場内は一瞬で釘づけとなり一体感を感じられた瞬間でした。
解散前にみんなでパチリ!参加者に楽しんで学んでもらえたようで、みんなホッと一安心です。
日本でまだまだ知られていない国がたくさんあります。「楽しい」から始まって、それが深い興味につながる。旅サミットをきっかけに、多くの人がいろんな文化に興味を持って積極的に関わっていっていただければ幸いです。
次回「旅サミット」は11月5日(土)です。詳細は当HPページもしくはFacebookページにて告知いたしますので、フォローいただければと思います。 https://www.facebook.com/keynoters
イベント参画を希望される大使館の方は、ぜひContact Usよりお申し込みいただければと存じます。
最後にご参加いただいた大使館関係のみなさま、参加者のみなさま、今回も本当にありがとうございました!!