今回で第6回目を迎えた「旅サミット」。爽やかな秋晴れの中、2016年11月5日(土)に無事終了いたしました。
第一部 各国大使館関係者によるプレゼンテーション
第一部は4ヶ国それぞれの代表によるプレゼンテーション。
今回は初めて中東枠が登場!注目のアフガニスタンの他、アフリカからベナン、アジアからインドネシア、ヨーロッパからはマケドニアにご参加いただきました。
- ベナン共和国
- マケドニア共和国
- アフガニスタン・イスラム共和国
- インドネシア共和国
ベナン共和国を代表するプレゼンターは、NPO法人IFEの山瀬靖弘さん。まずはベナンの基本的な情報を紹介。ビートたけしさんの支援で建てられた現地の学校の話や、シアバターを使用した製品の話などが語られました。 日本ではアフリカは危険な場所と報道されていますが、ベナンは安全な場所なのでぜひ長期で訪問してほしいとのこと。
現地のバスや電車の中から撮影された動画も流され、観光ビデオでは分からない、リアルなベナンの様子を見ることができました。
2番手はアタッシェのアナ・デレバン・ブラジェスカさんと秘書の水野祥子さんがプレゼンターとして登場。
まずアナさん解説によるマケドニア概要は英語で語られました。水野さんにバトンタッチ後は日本語で、マケドニアの美しい風景の写真を観ながらお勧めスポットなどの紹介。 マザーテレサの故郷であるという話もありました。
駐日アフガニスタン大使館で以前、広報担当に従事されていたジェイソン・プラットさんによるプレゼンテーションは、流暢な日本語で行われました。
アフガニスタンと日本には実は似たような文化があるという話や、危険な場所を避ければビザが発行されるケースもあるという貴重なお話に参加者一同、驚いていました。
最後は一等書記官のサユ・オカ・ウィダニさんの英語でのプレゼンテーション。明快でキビキビとしたサユさんのお話に、疲れも忘れて一気に引き込まれました。
300以上の民族、700以上の言語が話されているインドネシアは多様性にあふれていて、それぞれの民族衣装、音楽、民芸品、料理を紹介するのはとても時間が足りない状態でした。
第二部 展示&フリートークタイム
第二部はガラッと雰囲気を変えて、各国の展示やパフォーマンスを見ながら交流タイムです。
- 各国の展示
- 今回の伝統料理
- 今回の販売品
- パフォーマンス
- 最後に関係者で記念撮影
各国それぞれのブースには、国旗・パンフレット・民族衣装などが展示されました。その他、料理の説明やオリジナル化粧品の販売などもあり、今回は今まで以上にバラエティ豊かな内容となりました。
<アフガニスタン>
こちらのブースでは、民族衣装を身にまとったジェイソンさんと記念撮影できて参加者のみなさんご満悦。ジェイソンさん考案のゆるキャラも人気でした。
<ベナン>
女性に人気だったハンドクリームなどの販売コーナー。珍しい民族衣装も並んでいて、このブースの周りはアフリカンムードに包まれていました!
<インドネシア>
カゴ一杯に伝統料理を作ってきていただいたインドネシア大使館。おいしい料理はあっという間になくなったのはもちろんのこと、気さくに応対してくれる外交官の方への質問は途切れることがありませんでした。
<マケドニア>
最近日本でも販売が始まった「アイバル」というパプリカペーストのスプレッド試食や、マケドニアワインの試飲なども行われましたが、何より日本では得られないマケドニア情報を得ようと、参加者の列がここでもつながっていました。
3種の伝統料理(インドネシア)
アイバル(パプリカペースト)(マケドニア)
赤ワイン(マケドニア)
ベナン産シアバターを使用したスキンケア化粧品(ベナン)
今回初めての試みで、国旗ストラップを販売。この4ヶ国の他、あまり普段耳にしない国のストラップを購入された方も多く、こちらも人気コーナーとなりました!
前回に続き、今回もパフォーマンスがありました。
交流タイムの中盤に、アフガニスタンブースにてジェイソンさんが紙芝居『1ディナールのロバ』を披露。みんなで楽しみました。
前回と同様、今回も関係者間での横のつながりも形成され、このご縁を記念してみんなで写真を撮って解散。
日本で流れている情報は、古いものであったり偏っている場合も多々あります。まずは楽しい体験を通じて、新しい情報・学びを探してみてください。そこからどんどん興味が広がっていくはずです。 旅サミットをきっかけに、多くの人がいろんな文化に触れて積極的に関わっていっていただけるよう、今後も充実した内容をお届けしていきます。
次回「旅サミット」の詳細は、当HPページもしくはFacebookページにて告知いたしますので、フォローいただければと思います。 https://www.facebook.com/keynoters
イベント参画を希望される大使館の方は、ぜひContact Usよりお申し込みいただければと存じます。
最後にご参加いただいた大使館関係のみなさま、参加者のみなさま、今回も本当にありがとうございました!!